スポーツ心理学の専門家による児童・少年を対象にしたメンタルトレーニングが、スポーツクラブや学校で広がりつつある。深刻ないじめの実態が相次いで明らかになるなか、子供を参加させる保護者からは「子供の精神鍛錬が必要と感じるようになった」という声も。どのようなトレーニングが参加者をひきつけているのだろうか。
「最初に練習中の目標設定をする。すると目標に向けて努力するので強い精神力が身に付く」
こう話すのは、サッカースクール「クラッキ」(東京都港区)のコーチを務める大儀見(おおぎみ)浩介さん。東海大学スポーツサポートシステムのメンタルトレーニング部門に在籍する大儀見さんはこの10月から、同スクールの練習でメンタル面の指導をしている。
「クラッキ」社長で元Jリーガーの野々村芳和さんは、「私自身、病気のときにスポーツで培われた強い精神力に助けられた経験がある」とメンタル強化の意義を説く。
また、数年前から練習にメンタルトレーニングを取り入れているのは、静岡県沼津市の私立「加藤学園暁秀高校」のサッカー部。顧問の野村真司教諭は「部員からは集中力やリラックスの技術が体得できるという声が出ている」と語り、おおむね好評のようだ。
平成17年の発足当初から、2歳以上を対象にメンタルトレーニングを実施している総合型地域スポーツクラブ「WOF」(神奈川県平塚市)。運営するNPO法人の原沢祐介理事長はその良さを「ポジティブな方向に目が向くようになり、プラス思考の子供が育つ」と話している。
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Author:しゅう兄さん
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