しゅう兄さんの臨床心理士的生活-不眠症には心理療法・・・となるか?-

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2006.11.18(土)

不眠症には心理療法・・・となるか?

こんな記事を見つけました。

慢性不眠症に対する行動療法は有効であり、薬物療法よりも効果が長く持続することから、第一選択療法として使用すべきであることを示唆する、大規模レビュー研究の結果が報告された。

この研究は、1998-2004年に実施された治療試験37件に参加した2,029例以上の患者を対象とした。研究の結果、認知行動療法(CBT)およびリラクゼーション法といった治療が原発性不眠症、ならびに一部の医学的状態に関連する不眠症、また、これより効果は弱いものの一部の精神疾患に関連する不眠症に有効であることが一貫して示された。



Medscapeに載ってますが、英文&会員制でございます。研究原文は『Sleep』2006年11月1日号に載っているそうです。


うーん…、普段の臨床で、不眠だけを主訴とする人を心理療法の対象ケースとすることは少ないので、この研究結果がどうなのかは、実感としてはわかりませんが、睡眠薬よりも有効だというエビデンスが出るとは驚き。

個人的には今でも、「不眠はあるけど、睡眠薬は絶対に飲みたくない」という人に、なんらかの心理療法的アプローチを行うことはありましたが、薬に抵抗のない人であれば、まずは薬を飲むことをお勧めしていましたので…。



薬物療法が依然として第一選択であるものの、CBTを支持する証拠に基づき、今後、診療には変化が生じる、とMorin博士は楽観視している。CBTの使用を妨げる重大な要因のひとつは、過剰に長い時間をとられるという臨床医の認識である、とMorin博士は述べた。しかし、実情は必ずしもそうではない、とMorin博士は述べた。

「[CBT]を支持する証拠があり、医学界としてこれから目をそらすことはできない。論文において「短時間の治療法」と述べられ、診療の場に効果的に取り入れることのできる、多くの臨床アプローチが存在する。処方箋を書くのと比較すれば、確かに短時間とはいえないかもしれないが、CBTは有効であり、薬物療法より効果が長く持続する」。

さらに、睡眠薬の処方に抵抗のある医師にとって、CBTは有効な代替療法となる、とMorin博士は述べている。



「CBTの使用を妨げる重大な要因のひとつは、過剰に長い時間をとられるという臨床医の認識」というのも確かにそうですが、薬と比較したときのもう一つのネックは、CBTでは、治療に訪れたその日の晩からよく眠れるというふうには、なかなかなりにくいってことかなと思います。

まずは、薬物療法とCBTの併用ってところが現実的な路線ですかね。あるいは、記事中には高齢者に対しても有効とありましたので、他の疾患を抱えていて睡眠薬を使いにくい、あるいは転倒のリスクが高くて使いにくいといった高齢者への第一選択とするってのもいいように思います。



しかし、国民の4人に1人は睡眠障害だとかいう統計もあるくらいですから、CBTで睡眠障害が治るってのが一般化していけば、心理士の需要も飛躍的にアップするのでは!?そうすれば、国家資格も確実!?

なんて、楽観的なことを思ってみたりw

らんきんぐ上位ぶろぐも読んでみてください⇒
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│posted at 23:01:40│ コメント 1件
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