しゅう兄さんの臨床心理士的生活-9月入学とボランティア-

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2006.11.02(木)

9月入学とボランティア

安部首相の「教育改革」とやらの一つに、「大学の9月入学とボランティア義務付け」というのがあるそうですね。

9月入学は「外国とのバランスをとる」ってことらしいですけど、うーん…、微妙。本当に外国とのバランスをとるんなら、幼稚園からずっと、9月入学にしなきゃならないですしね。大学だけ9月入学だと、3月卒業から半年のブランクができてしまう…。で、だからそこの空いている6ヶ月で、ボランティアか何かをすればいい、いっそのこと大学側がそれを(入試の一部として)評価すればいいというのが、安部首相やら、森喜朗元首相らの見解なんだそうな。



うーん…。ちと安直では…。


実際にこれが始まるとどうなるかというのを想像してもらいたいんですよね。これ、9月入学ってことなら、当然入試は7月~8月くらいになるわけですよね?(既に9月入学を実施しているところではそんな感じです)

てことは、受験勉強の時期が今よりも半年後にずれ込むわけです。あるいは半年伸びるのかな?まあ、そこらへんはわかりませんが、高校卒業後から入試までの日々は受験シーズン本番ってわけです。で、その時期にボランティアを行うことが入試の評価の一部になるってことは、受験生は受験勉強の追い込みをしながら、ボランティアにも行かなきゃならんってわけです。1分1秒を惜しんで勉強している受験生にボランティアをしろってことです。

それは受験生にとっては酷でしょう?というか、ムリでは?だいたい、9月入学になれば、どうせ高卒後に半年間だけ行けるような、予備校の全日制コースができますよねえ?それに行きながらボランティアもしろって言われてもねえ?

私は、ボランティアは100%自発性に基づかなければならないとは言いません。たとえば、ボランティアに行ったら単位が認定されるとかいう科目が大学にあってもいいと思っています。でも、それは選択科目なら、どうしてもボランティアなんてやりたくないって人は取らなきゃいいし、専門科目だったなら、そもそもそんな専門科目のある大学に行かなきゃいい話で、そういう意味では、やるかやらないかは、本人の意思に任されるわけです。

でも、これが大学入試に関わるとなると話は別ですよね。大学に行きたきゃ、「嫌でも形だけは」ボランティアをせにゃならんのですからね。安部さんなんかに言わせると、ボランティアをすることで、「公共心」とやらを身につけてもらいたいってことらしいですけど、こんな形で無理やり行うボランティアで、公共心というのは身につくんでしょうか…?

まあ、それでも、公共心は身につくことだってあるというんなら、それはそれでいいです(最初は嫌々始めても、あとで役に立つことだって、中にはあるだろうなあとは、私も思います)。

が、それは置いといて、そもそも、そんな受験のためのボランティア希望者たち(それも大量の)を受け入れてくれる先はあるんでしょうかね?しかも、4月から7月くらいまでだけなんてねえ?

対人援助系はまず無理でしょうね。そんな短期間では何もできないまま終わるだろうから話にならんし、7月でみんな抜けられちゃったら、8月から3月が人手不足になりますしね。それに、受験のためだけのモチベーションで来るボランティアなんて、怖くて受け入れられないですよね?もちろん、中にはやる気のある人もいるでしょうけど、そう簡単には見分けられないですしね。

やってもらってもいいかなと思えるとしたら、街のゴミ拾いとかですかね?これだったら、どんな短い期間でも、やってもらったらその分だけ助かるしね。一度ゴミ拾いを体験すると、ゴミのポイ捨ても減るかもしれないですし。

まあ、しかしやっぱりどう考えても無理があると思います。これだけではないんでしょうけど、こんなのをもって「教育改革」なんて言ってるような人達の教育改革なんて、この時点で信用ならんなあと個人的には思います。

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│posted at 07:40:29│ コメント 4件
≫コメント 
ブログ拝見させていただきました。もしよかったら私のサイトもご覧ください。

『私は一方では障害を認め、受けとめるべきだという立場を取り、一方では(医学的な)知識と裏づけで障害を防止しようとする立場を取る。
 どんな表面的な言葉を並べたてても、私の中でこの戸惑いが消えることはない。“障害を妨げられるのなら、妨げた方がいいにきまっている”という暗黙の了解がどこかにある限り、本当の意味で人間社会が人類のもつ多様性を認めることはできないのではないだろうか』http://blog.livedoor.jp/tarotohachinosu/
人間の本質を見つめる方へ│URL│posted at 2006-11-02(Thu)│編集
>そもそも、そんな受験のためのボランティア希望者たち(それも大量の)を受け入れてくれる先はあるんでしょうかね?

じ・・・・じえいたい?
日本がある方向に動いているような気がします。
えみ│URL│posted at 2006-11-06(Mon)│編集
あ、それと、高校在学中に高校卒業検定を受検できるようになったんで、半年早く大学生になる子も増えるようです。。。。

早めに大学生になる優秀くん作りと、さすがに徴兵制は国もなかなか言い出せないけど、ボランティア受け入れで、、、、じえいたいに来そうな、まだ目的の無い子募集って感じなのでしょうか。

先日、市の広報に、中学卒、16歳から17歳の自衛隊員募集って記事も載ってました。中卒で高校に行かなかった(結構多い)、途中で不登校になってしまった(結構多い)悩める親に対する広報だなあ、ってちょっといやな気持ちになりましたっけ(..;)
えみ│URL│posted at 2006-11-06(Mon)│編集
>えみさん

コメント&TBありがとうございます。

>半年早く大学生になる子も増えるようです。。。。

それは知らなかったです。なるほど。

>ボランティア受け入れで、、、、じえいたいに来そうな

いやあ、それはさすがにないでしょう。ボランティアとしてできることなんてないし、軍隊として統制がとれなくなるので、むしろ邪魔でしょうし。

じえいたいが、徴兵制の変わりに今取り組んでいるのでは、予備じえいかんの充実ですね。有事に予備じえいかんをたくさん任用できるように、予備じえいかん補の採用を進めています。学生や社会人でも訓練に参加しやすいようにしているせいか、結構応募者は多いようです。

>先日、市の広報に、中学卒、16歳から17歳のじえいたい員募集って記事も載ってました。

ん?そいつは「じえいたい生徒」の募集ですかね?それもそうだったか忘れましたが、住民基本台帳を見て、高校3年生の家に案内を送りつけるのが一時期問題になってましたよね。

ちなみに私はよく町でじえいたいの勧誘をされておりましたです。体格小さいのになぜ??って感じですが…。
しゅう│URL│posted at 2006-11-07(Tue)│編集
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