しゅう兄さんの臨床心理士的生活-臨床家のよりどころ 2-

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2006.09.23(土)

臨床家のよりどころ 2

昨日の続きです。

神様(ここでは自分の信奉する“学派”あるいはその“開祖”)が欲しいと昨日は書きましたが、でもそうやって神様のほうを向いて臨床しちゃうと、クライエントが見えなくなっちゃうと思うんですよ。

『本とかいっぱい書いてるけど、この人臨床やったことあんの?』みたいな大学の先生っていますよね?あーいうのは嫌いなんですよね。理論家だけど臨床はイマイチなんて人にはなりたくない。
そうするとやっぱり臨床やってる上では、神様のことは忘れて一個人としてクライエントと向き合わないといけないわけで、しんどさがなくなることはないんかなと思ったり..

あ、誤解のないように言っておくと、しんどいっていうのはほとんどの場合において、クライエントがというわけではなくって、彼らに刺激されて自分自身の何かと向き合わざるを得ないときのしんどさなんですけどね。

理想は心の奥底に神様がいるような感じがいいですね。○○派だけど、普段はそれを意識せずに臨床やってて、でも根底に流れるスピリットは○○派です、みたいなね。

多くの日本人にとっての信仰心みたいな感じかな。キリストやイスラムの世界みたく宗教を前面に出すんじゃなくて、無宗教ぽいけど、根底にあるメンタリティは仏教であり神道みたいなね。

そう考えると、私の中にも既に、これまでに教えを乞うてきた方々の影響を受けてできた何らかのメンタリティみたいなのがあって、だからこそ今日まで潰れずにやってこれたのかなあとも思ったり..。まあ、実際そうなんだろうなあと思います。

と言いつつも、神様欲しいなあと思ってしまうのは何なんでしょうね?もっとわかりやすい、明確なよりどころが欲しいんでしょうね。こう思ってるうちは、きっと安易な頼り方しちゃうんだろうなあ..それこそ困難なケースに出会った時に、ケースを技法なり理論なりに当てはめるようなね。

そんな事を考えると、しんどくてもしばらくは今のままやっていくのがいいんでしょうね。

縁があれば運命的な出会いもあるでしょうよ。


ではでは今日は今から松山に行ってきます!Ranking

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│posted at 09:05:19│ コメント 5件
≫コメント 
昨日から拝見していて考えさせて頂いていましたが何となく灯りが見えましたね。

運命的な出逢いを求めながら
未だ出逢えずにいる。

その上でのお仕事、
その上での経験、
いいじゃないですか。
ひまわり│URL│posted at 2006-09-23(Sat)│編集
 ずいぶん前の記事なのですが、拝読して関連があるなと感じたのでTBさせていただきました。

「信仰」のある者です(笑)。
おそらく「神様」というのは思想レベルの話だと思うのですが、昔(私より上の世代かな)は、心理学に世界観を求めるところがあったように思えます。
 今の若い人はあまり思想に頓着しないというか、葛藤が少ないという気がしますけど、どうなんでしょう。

 それ自体は、臨床心理学を人の援助学に徹するものだと考えれば良いことだと思いますが。
 ただ、思想レベルで頭を鍛えてない人って、何か優等生的というかひ弱に見えるんだな。科学的であればいいといっても、それを使う人の思想性は意識してなくても厳然としてあると思うのです。
 しゅうさんはタフな方でしょうけどね。
 ロートルの感想でした。
アド仙人│URL│posted at 2006-09-23(Sat)│編集
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-││posted at 2006-09-24(Sun)│編集
>ひまわりさん

>運命的な出逢いを求めながら
>未だ出逢えずにいる。

そんな感じですが、そう書くと、なんだか“結婚したいけど、結婚できない人”のぼやきみたいな・・・。

まあ、それでいいんですけどね。
しゅう│URL│posted at 2006-09-28(Thu)│編集
>アド仙人さん

TBありがとうございます。

>昔(私より上の世代かな)は、心理学に世界観を求めるところがあったように思えます。

私は昔世代ではないですが、その感覚はよくわかります。いっときは現象学やら哲学なども含めて、思想重視の勉強をしていたように思います。

ただ、現場に出ちゃうとゆっくり思想にこだわってられないというのもあったりします。

>今の若い人はあまり思想に頓着しないというか、葛藤が少ないという気がしますけど、どうなんでしょう。

若い人というか、今の流れはそうなのかもしれませんね。そのあたり、今の心理療法の流行とも関係あるのかもと思ったりしています。認知行動療法やブリーフセラピーって、思想重視というよりも、技術重視なところがあるのかなと思いますし(って書くと、どっかからすごいつっこみを入れられそうですが)。

あと、指定大学院教育の影響もあるのかなと思いますよ。今は指定大学院のカリキュラムがあるので、大学院に入ってついた先生が自分の思想を好き勝手に教えることは基本的にはできませんからね。良くも悪くも専門学校的なカリキュラムに近づきつつありますから。

私は、そういうカリキュラムにものれず、なかば学部卒的に入りで臨床やってますので、思想のしっかりしてるという意味でのタフさもないし、逆に技術重視の優等生的なところもないです。

タフかと言われれば、ただ「ケンカ慣れしてるだけ」みたいなタフさはありますけどw

しゅう│URL│posted at 2006-09-28(Thu)│編集
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