しゅう兄さんの臨床心理士的生活-臨床家のよりどころ-

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
│posted at --:--:--│
2006.09.22(金)

臨床家のよりどころ

学会から帰ってきたばかりだからこんなことを思うのかどうかはわかりませんが、時々ね、自分の信奉する学派なり技法なりがある人っていいよなあって思うんですよ。

ベテランの心理士とかの昔話(?)みたいなのを聞くと、なんていうんですかね、何らかの学派とかセラピストとか技法とかとの、転機となる出会いみたいなのがあったりするじゃないですか?そういうのがね、自分にはまだないなあ・・・ってね。

ようするに、自分の代名詞となるような武器が欲しいってことです。いや、その言い方は正確じゃないかな。自分はこれで戦うんだっていうモノですよ。格闘技で言えば(って余計わかりにくい?)『古賀稔彦(柔道)の一本背負い』(←しかも古い)みたいな感じですよ。

別の言い方をすれば、“よりどころ”ですよね。普段はそんなのなくても気にならないんですけど、困難な状況に直面したときって、やっぱりあったほうがいいなあと思います。

先に書いちゃうと、誤解を受けそうだったので、あとに持ってきたんですが、ベテランの心理士がね、自分の臨床を振り返ってみたいな話をしてたり、どこかに書いてたりすると、その中によく、「○○(←教科書レベルの有名なセラピスト)の本を読んだときに、これだっ!と思った」とか、「○○(←学派名)の考え方に出会ったときに、今までモヤモヤしていたものがいっぺんに吹き飛んだ」とかってくだりがあるじゃないですか?

なんか、そういうのって宗教(信仰)との出会いみたいな感じがしません?そう思うと、自分にはそういう信仰がないっていうか、自分にとっての神様がいないんですよね(あの、結構まじめに書いてるんで、笑わないでくださいね)。信じる宗教や神様がいたら、きっともっと楽なんだろうなあって、そんなことを思うわけです。

だから、なーんも考えずに臨床やってる人は別として、折衷派みたいな感じを売りにして頑張ってる人とかってすごいなあと思います。あるいは、自分が神になろうとしてる人、つまり、自分が学派や技法の創始者みたいな人も、すごいなあと思います(←勘違いしてる人は別ですよ?)。

実は、私ってもともとは「自分が神になろうとしてる人」だったと思うんですよ。臨床を始めたばっかりの頃はね。野心家というか、無謀な人というか、ただのバカとも言いますが…。ようやく、ちょっとモノが分かってきたからなのか、単に気弱になったからなのか、その両方かなとも思いますが、最近はつくづく、神様を持ってる人っていいなあって思います。

別にオチはありませんが、ふと思ったんで、書いてみましたです。Ranking

気弱な私に1票を→
スポンサーサイト





│posted at 08:40:23│ コメント 4件
≫コメント 
学会ではお会いできてうれしかったです。

そのときにもお話した内容でしたね。
「自分が神になる」「学派の創始者となる」のは、非常に乱暴に言いますが欧米人に多いですね。ほとんど同じでもちょっとひねって「○○派」というような。
 アメリカにて学んだ際に、このノリには到底ついていけないと思ったものです。しゅう兄さんも生粋の日本人ということですよ(笑

 ちなみに、村瀬先生も「村瀬療法の・・」とご自分の発表の時に書かれていましたね。そこのところはアメリカ人みたいだと思いました(笑
【家族心理.com】管理人│URL│posted at 2006-09-23(Sat)│編集
トラックバックをいただきまして、はじめまして。

私は特定の学派でやっていますが、逆にそこに入るまでに迷いがありました。これだけでいいのだろうか、とか他に新しく出てきている考え方に揺れたりとかもしまして、大学院に入った時から勉強したかったのに、本当にこれで行こうと思ったのは大学院を出る頃でした。

でも、好きなんですね。これが。多分それだけだと思うんです。そういうものに出会えたことは確かに幸せなことですが、その分何でもあり、とはならない苦しさみたいなものもあるんですよ。
nocte│URL│posted at 2006-09-23(Sat)│編集
>【家族心理.com】管理人さん

>ちなみに、村瀬先生も「村瀬療法の・・」とご自分の発表の時に書かれていましたね。そこのところはアメリカ人みたいだと思いました(笑

そういや、学会のときの村瀬氏の講演、行きたかったんですけどねえ…。
しかし、村瀬氏の場合は、ホント「村瀬療法」と呼ぶにふさわしいと思いますよ。といっても、一代限りの名人芸ですけどね。
そのへん“名人芸”と考えれば、アメリカ的というより、やっぱり純和風な感じかも。
しゅう│URL│posted at 2006-09-28(Thu)│編集
>nocteさん

コメントありがとうございます。

>そういうものに出会えたことは確かに幸せなことですが、その分何でもあり、とはならない苦しさみたいなものもあるんですよ。

なるほどねえ・・・。その苦しさは味わったことないですが、いつかは味わってみる必要があるのかもとも思っています。

ちなみに、特定の学派でない私も、「何でもあり」とはなかなか思えないですけどね。何をやろうとしても、常に安直にそのやり方を選んでいないかというのは気になってしまうもんで・・・。

しゅう│URL│posted at 2006-09-28(Thu)│編集
≫コメントを書く







 削除や編集のときに必要です。
管理者にだけ表示を許可します。
千客万来





人気Blogランキング
参加しています。1日1回
クリックしていただけると、
大変ありがたいです。







成分分析



 
宿泊ならこれが便利

















 
交通機関はOK?



 
最新記事とコメント

最近のコメント

 
本と言えばやっぱり

 
最近のトラックバック

 
ページランキング

 
ブロとも申請フォーム
アクセス解析 アクセスランキング

ランキングブログ医療介護
BBS7.COM
MENURNDNEXT
Back
Next
Random
List
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。