しゅう兄さんの臨床心理士的生活-カウンセラーの“適性”-

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2005.11.19(土)

カウンセラーの“適性”

うちにはこれの改定前のやつしかありませんが、その中で、河合・大塚・成田氏の座談会【職業としての臨床心理士】というのがあります。(13年前の対談ですね)

で、先のエントリカウンセラー適性テストの中ですえぞうさんが
>なにをもって,適正としたらいいんでしょうか??

と書かれていましたが、それに対する答えらしきものがこの対談の中にあります。
(これがすべてとは思いませんが)

少し引用しますね。
(河合氏)「こころの専門家」というのがむずかしいのは、知識さえあれば絶対というわけではないということですね。だから、常に自分が研究し、自分で考える態度をもっていないといけない。また、接する態度もできていないといけない ~中略~ それだけに専門家としての特別な訓練が必要だと思っているわけです。
なるほど。そして、臨床心理士を夢見る人へということでこういってます。

(河合氏)何か一生懸命に善意があったらすぐにひとを救えると思っている人がまだ多すぎる感じですね。だから、やっぱりコツコツ勉強してもらわなければならない。その認識が必要です。

とりあえず、勉強・訓練をきちんとしてくださいってことをおっしゃってるわけですね。あと研究者的態度も必要ということか・・・。

(成田氏)自分もかつてこころの問題でいろいろと悩んだとか、あるいはまわりにそういう人がいて、なんとか救いたいということで来られますね。それはそれで貴重なことですけど、~中略~ 患者を客観的にみれなくて「諸刃の剣」なんです。~中略~ とにかく自分のメンタルヘルスをちゃんとすることが、まず大切

自分の問題にはケリをつけとけと。
どうも、持って生まれた適性というより、努力でどうにかなりそうな話が多いようにも思いますが・・・。途中で成田氏が、

>資質の適さない人がなんとかしてやりたいと言ってきた場合にどうするのか

と言っていますが、これにはあとのお二方は反応せずにスルーしています。
まあ、この本は臨床心理士資格の宣伝みたいな本ですから、適性のない人は目指さないでということは書きにくいでしょうけど、
「『人を救いたいとか、熱意とかだけでなく、考える力を持ち、きちんと訓練を受け、そして自分の問題をきちんと処理できる』ことは必要です。」
ということですかね?
あ、無理かも・・・(笑)


馬場礼子氏は別の本の中でさくっと適性について言及してます。
「悩みを乗り越えたことがあり」「乗り越えた後もなお人の心の問題を追及したいと思うかどうか」
なるほど。わかりやすいですね。
これくらいなら、自分に適性ありとしていいように思ったりしますけど、
とうかなあ・・・?
共通してるのは、「自分の問題をクリアできた(できる)人」
ってことですかね。
そりゃ、そうですね。クライエントの問題に引きづられて、共倒れになった日にゃあ、迷惑以外の何ものでもないですから・・・
みなさんはどう思われます??

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│posted at 07:00:01│ コメント 5件
≫コメント 
自分の問題意識のために、目指してはいけない仕事だと、私もそう思います。
しかし、問題がなくては目指したいとも思わない訳で、上記にあるように、乗り越えることが必要なんですかね。
適正かあ。それは評価しにくいですねえ。
私は適正うんぬん前の段階だからなあ。

かちゅ│URL│posted at 2005-11-20(Sun)│編集
お答え頂きありがとうございました!
>共通してるのは、「自分の問題をクリアできた(できる)人」ってことですかね。

というのはこういう議論の時にどの先生も共通しておっしゃることですよね.僕も院生の当時に授業でこのことは言われた気がします.

成田先生の指摘,おもしろいですねw成田先生の思う「適さない人」っていうのを聞いてみたいものです.そっちの方が上げやすかったりするのでしょうね.
すえぞう│URL│posted at 2005-11-20(Sun)│編集
>すえぞうさん
>成田先生の思う「適さない人」~

あまり、こういうことをおおっぴらに言う人がいないですよね。

資質とはまた違う話かもしれませんが、
エントリの対談の中で、成田先生は「(経験というものも)ある程度大切」だから、「40歳になってから急に臨床心理士になろうと思っても無理だと思いますね」とおっしゃられています。
しかし、それに対して河合先生は「いまはスーパーヴァイザーがたくさんいますから大丈夫だと思いますよ」とおっしゃられています。
河合先生なんかは基本的には教育をしっかり受けてもらえれば、適さない人なんてのはいないというのが、少なくとも“公の立場”としての意見ではあるようですね。
しゅう│URL│posted at 2005-11-21(Mon)│編集
>かちゅさん
適性うんねんは私なんぞには、
何とも言う権利もないと思いますが、
一つ確からしいと思うのは、
「臨床心理士になったところで、自分自身が何か救われるというものではない」
ということくらいでしょうか。
それを期待して臨床心理士になればロクなことは待ってなさそうです。
しゅう│URL│posted at 2005-11-21(Mon)│編集
「自分の抱えている悩みを解決できた人」という条件(?)、大学の頃、サークルの顧問の先生に言われてハッとさせられたことを思い出しました。「自分も傷を抱えているから、相手の痛みも分かる」というような気分に酔っていた未熟な女子大生たちには、少々痛烈な言葉だったように記憶しています。
 臨床心理士をネタにした作品などでも、同じような人物設定って多いですよね。まあ、そのほうが一般的には解りやすいのかもしれないなあ、とは思いますが、とても誤解の多い部分だと感じます。
 そういう意味においては、しゅうさんの言われている通り、「自分自身が救われるというものではない」という部分は忘れてはならない重要ポイントですね。劇的だし、見栄えや一般ウケはするので、フィクションのストーリーとしては楽しんでしまいますけど(笑)。

ほむ│URL│posted at 2005-11-22(Tue)│編集
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