しゅう兄さんの臨床心理士的生活-世論調査・・・-

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2006.05.20(土)

世論調査・・・

こんばんは。しゅうです。昨日はとある関係の飲み会だったのですが、あんまり飲んでないはずなのに、今朝は微妙に調子が悪かったです・・・。めっきり酒に弱くなってしまいました・・・。歳ですかね・・・(いや、でも正真正銘の若手ですよ?)。

さて、そんな私もいつかはお世話になるかもしれない、この会社が、こんなアンケートを実施したそうです。

女性のストレス、トップは「夫」=男性は「妻に安らぎ」-民間アンケート



 誰から一番ストレスを与えられるかを尋ねたところ、男性はトップが「会社の上司」で37%。次いで「取引先」16%、「会社の部下」9%と仕事関係が上位を占めた。
 一方、女性の1位は「だんな」。5人に1人がストレスの最大要因と回答した。2位は「会社の上司」だったが、「子供」も3位に入った。



私の一番のストレッサーはなんでしょうねえ・・・。「会社の上司」ってこともないなあ・・・。基本的に「誰から」ってのはないですねえ。今のところ対人関係でストレスを感じることって、あんまりないですね。ストレスを感じているすれば「仕事量」ですかね?てことは、そんな仕事量にしてしまった「自分」が大元ですか・・・。

ところで、こういう世論調査ってよくありますけど、これって何を目的にやってるんですか?こういうおもしろい結果が出れば、調査をした会社の宣伝にもなるってことですか?まあ、たいした宣伝費も使わずにあちこちで宣伝してもらえるわけだし、お得といえばお得ですよね(そういう私も宣伝に加担してることになりますが・・・)。

でも、やるんだったら、もうちょっとちゃんとやってほしいというか、ちゃんと結果と考察を出して欲しいんですよね。心理学系の統計やってる人ならわかると思いますが、たとえばこの女性の回答、回答者数で単純に比較すれば、

1位は「だんな」。5人に1人がストレスの最大要因と回答した。2位は「会社の上司」だったが、「子供」も3位に入った。



ってことになるんでしょうけど、この結果から女性にとっての一番のストレスが「だんな」であるということにはならないですよね?まあ、厳密にはそうは書いてないわけですけど、少なくともこの記事では、知らない人が見ればそうととれるニュアンスですよね?

まず、アンケートの母集団がよくわからない。もし、「20代前半の女性1000人」にアンケートをとればこうはならないはず。なぜなら、「だんな」がいる人の割合そのものがかなり低いからです。逆に「60代女性」でとれば、「会社の上司」にはほとんど票が入らないでしょう。なので、たとえば、「既婚子持ちで正社員として働く女性1000人に聞きました。」とかで調査をして、上記の結果が出たのなら、まだわかるんですけどね。まんべんなく、「20代~60代の女性」みたいな対象でやれば、上司とからみのあるような仕事を持っている人の割合は、「だんな」がいる人の割合よりも圧倒的に低いわけですから、こんな結果になったとしても当然ですよね?なので、実際にどうなんだかは、この結果からはわからないわけです。

まあ、これはお遊びで調査されてるんだろうから、いいんですけど、もうちょっと真剣な調査でも同じような結果の出し方してるので、結構気にはなるんですよえね・・・。

前に電車で見かけた警察関係のポスターに「単車事故の死亡者の○○%はヘルメットを着用していませんでした。」という結果が載ってて、ヘルメット着用を促しているものがありましたけど(数字は忘れたけど)、厳密に言うと、全死亡者の中のヘルメット非着用者の割合を出して、それが高いからどーのって言ってもあまり意味がなくて、ヘルメット着用者と非着用者のそれぞれで、事故を起こした人のうち何%が死亡したかを出して比較しないと、ヘルメットをつけてれば死亡率が減ることの証明にはならないわけですよね?私なんかは、この広告見て、逆に「ヘルメットしてたって結構死ぬんやなあ・・・。」と思ったくらいなので・・・。

公共団体や、おっきな会社の調査は、私がやる調査なんかよりも、よほど社会への影響力は強いわけですから、もうちょいときちんと結果の分析と公表を行ってもらいたいなあといつも思います。


微妙なところで定位置になってしまったか?今何位?
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│posted at 23:50:55│ コメント 4件
≫コメント 
いかにも、いかにも。こういう類の間違った情報や解釈が多いですよねぇ。夫や子どもがストレスって、それだけ近い存在ってことでもありますしね。ストレスがない夫婦っているの?それってすごく関係が薄いってことでは。「赤ちゃんは、かわいくてかけがえがない」というのと「オムツを替えるのはしんどい」(ストレス)というのは全然矛盾しないわけです。別の問題として両立します。とはいえ、カウンセリングで既婚女性の場合最も多いテーマは「夫」だと実感してますけどね。それらは本当に険悪にになっている事例ですが。
要するにストレスって一言で言っても、それ自体が非常にあいまいでアンケートに簡単に使ってい言葉ではないですよね。
poko│URL│posted at 2006-05-21(Sun)│編集
>pokoさん

>カウンセリングで既婚女性の場合最も多いテーマは「夫」だと実感してますけどね。

たしかに。私の実感としてもそうですねえ。しかし、既婚女性といっても、仕事を持ってるかどうか(あるいはどういう形態で働いているか)でかなり変わってきますけどねえ・・・。

ふと、思ったのですが常勤臨床心理士の男性と女性で、「一番のストレス」が何かを聞いてみると、どんな結果になるんでしょうねえ・・・?
しゅう│URL│posted at 2006-05-21(Sun)│編集
う~ん、そうですねぇ。仕事を持っているか、結婚しているか、で、ずいぶん変るでしょうねぇ。それだけ結婚や仕事って人生にとって大きいのでしょうねぇ。
臨床心理士の人たちはどうなんでしょうね。そんな研究があってもよさそうな。「臨床心理士のメンタルケア」なんてね(笑)。
poko│URL│posted at 2006-05-24(Wed)│編集
>pokoさん

>「臨床心理士のメンタルケア」

そういえば、その手の研究はあったと思います。森林でも発表してる人がいたように思います。
しゅう│URL│posted at 2006-05-24(Wed)│編集
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