しゅう兄さんの臨床心理士的生活-私の専門は・・・最終章-

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
│posted at --:--:--│
2006.05.17(水)

私の専門は・・・最終章

2ヶ月ぶりのこのエントリですが、これで最終回になります。更新がずっと遅れてたのには、いろいろ訳があったりなかったり…。

一つには、このシリーズ、結構詳細な記述でしょ?なぜそんなに前のことが詳細に思い出せるのかというと、高1の頃からずっとつけてた、「稽古日誌」を参照しているからなんです。大学以降は、ずっとweb日記でつけてるんですが、これがまた長い!!ひょっとしたら全部足せば「心理臨床大事典」級の分厚さになるかも…。ってくらい長い日誌でして、読むのが大変なのです。

で、もう一つの理由は、私の半生って(と言っても人生自体まだまだ短いですが)、武道・格闘技抜きには語れないわけなんですけど、逆に言うと、武道や格闘技のことを思い出すと、その頃考えてたことや、感じてたこと、そしてこれからの人生の事なんかをいろいろ考えてしまうんですよね。それは、ただただ「懐かしいなあ」とは思えないことのほうが、むしろ多い気もしますし、自分の中途半端さを目の当たりにすると、ほんと「痛いなあ…」って感じで、この日誌を読み返すことは結構苦痛だったりもします。

今回のシリーズは最初はただのネタだったのが、そんな自分を振り返ってこれからの自分を考えていくという機会ともなったことから、なんだか一人で勝手に深刻になってしまい、書くのがためらわれていました…。

はい!前置きはこのくらいにして、ぼちぼち最近の自分に近づいてきましたので、身元バレ防止のために、これを最終回に終了します。

前作までを未読の方は、カテゴリー武道・格闘技からどうぞ。
白帯君にかろうじて勝利したしゅう青年。

中途半端に派手な勝ち方をしてしまったこともあり、

「タダで帰れるとでも思ってんのか!ゴルァ(#゚Д゚)

って感じのただならぬ空気が道場内に漂っていました。8・2分けの道場主に促され、再び開始線に戻るしゅう青年…。でも、右肩の感覚がないんですけど…。てか、右腕全体の感覚がないんですけど…。

次の相手は、黒帯の青年。総合格闘技系の道場なんですが、ムエタイでもやりそうな感じの色黒の東南アジア系っぽい青年です。今で言うと、「マッハ!」の敵役とかで出てきそうなイメージ(?)です。でも、さっきの白帯君よりも格段に強そうじゃありませんか…。

しゅう青年、この時点で棄権しようかとも思いました。右肩はかろうじて動くものの、ずれているような感じです。棄権しても別におかしくはないはずです。でも、「それだけはできない!」とこのときはなぜか思ったのです。ここで棄権すれば、何にも変わらない。しんどいことから逃げて、怖いことから逃げて、この先、自分はきっと何者にもなることはできない。大袈裟かもしれませんが、ここでやめれば、格闘技だけでなく、人生すべてがうまくいかない気がしたのでした。

8・2分け「構えてっ!」

の声で、両腕を上げました。

しゅう青年(心の声)「何だ…。ちゃんと上がるじゃないか!まだやれる!」

8・2分け「はじめっ!」

開始の合図をされても、マッハ敵役(←今、命名した)は、なかなか責めて来ません。先ほどの派手なKOで、警戒して様子見という感じでしょうか。しゅう青年も前に出ることができません。厳密に言うと、前に出られないのではなくて、ジャブが打てない…。実はしゅう青年、“右利きだけどサウスポースタイル”ですので(わかります?)、「右腕が動かない」=「ジャブが打てない」ということになります。構えを変えて左でジャブを打つこともできなくはないのですが、そうすると、寝技に極端に弱くなってしまうのです(情けないことに、反対の構えからタックルができない…)。仕方なく右ローキックで牽制していると、

マッハ敵役「ウッシッ!」(←こいつの気合はこんなん)

しゅう青年(心の声)「しまった!!!」

軸足(左)の内側をカウンター気味に蹴られ、思わずよろけて左手をついてしまいました。K-1なら、ここで、「待てっ!」の声が入るところでしょうけど、これは総合ルール。そのまま距離をつめられ、テイクダウンされ、いともあっさりとサイドポジションをとられてしまいました。

押さえ込まれるとだいたいわかるのですが、このマッハ敵役は、あんまり寝技の得意な選手ではなさそうです。身体をちょっとねじれば、すぐにひっくり返せそうなくらい甘い押さえ方なのですが、いかんせん右手の自由が利かない。それと、このスーパーセーフが邪魔で息が苦しい。てか、こんなもんつけて寝技の攻防をさせるなっちゅうの!って感じです。

もう一つ、あほな話ですが、この時点でしゅう青年、この団体のルールを忘れてしまっていました。

しゅう青年(心の声)「あれ?寝技の攻防の時に、打撃ってありだっけ??」

これがないんであれば、結構安心してゆっくり寝技から脱出できるのですが、マウントポジションからのパンチとか、サイドポジションからの膝蹴りとかがあるんだったら、あんまりうかうかしてられません。しかし、なんかマジな空気になってるので、今さら試合を止めて聞くわけにもいきません。

しゅう青年(心の声)「スーパーセーフしてるんだから、関節だけだろう。この兄さん、さっきから膝入れれるのに膝出さないし。」

と思い、隙を見て、身体をねじると、うつぶせの姿勢になりました。ここで「待てっ!」の声がかかります。

再び開始線に戻り、構えます。ここまでまだ何にもしてないのに、もう疲労困憊…。しかも闇雲に左手を振り回してもきっと当たらない。当たってもスーパーセーフがあるので、ダメージはほとんど与えられない…。勝ち目は限りなく“0”。

しゅう青年(心の声)「どうせ、負けるんだったら、全部やってから負けよう!」

8・2分け「はじめっ!」

の声とほぼ同時に、大きく踏み込んで、実戦でやるのは数年ぶりの「跳び回転横蹴り」!

フィギュアスケートのジャンプの如く飛び上がり、そして蹴り出した右足が一直線に相手の頭部へ…

この場面で、格闘技人生最高の渾身の一撃が…


直撃っ!!!  


糸の切れた操り人形のように、崩れ落ちるマッハ敵役…


なんと失神KO!!!!










なんてことになるわけはなく(現実に決まればめちゃめちゃカッコいいのですがね・・・。)、実際には低空飛行の中途半端な跳び回転横蹴り(もどき)が胸のあたりに当たったのみ…。(←ダサっ)

が、

8・2分け「技あり!」

と、ノーダメージの蹴りがなんと技あり認定。

よくわからんけど、まあ得したかもと思って、開始線に戻ってみると、スーパーセーフ越しにもわかるくらい激怒しているマッハ敵役!なんか目が血走ってるよーに見えるんですけど・・・。こわっ!!

さっきの試合の胴回し回転蹴りに続いて、ふざけた蹴りを出したのが勘に触ったようで・・・。(←別にふざけてはいないけど、そう思う人がきっと多いんですよね。)

万事休すってやつです。試合時間はあと30秒くらい。逃げ切れなくもないですが、今日は別に大会でもなんでもないし、逃げて技ありポイントで勝ったところで、自分に得るものなんてなんもない。

8・2分け「はじめっ!」

猛ラッシュを仕掛けてくるマッハ敵役。距離をとりながらミドルキックを打つものの、あっさりとその足をとられて、反対側の足を刈られてしまいました。支えを失った体が宙に浮いたのと同時に受身をとるしゅう青年。

しゅう青年(肩の音)「メキッ!!」

うっかり右手が下になったまま受身をとってしまったのです。今度は明らかに抜けたのがわかるような大きな衝撃が肩から首のあたりに伝わります。痛みよりも前に、一瞬気が遠くなった瞬間に反対の左腕をとられ、腕ひしぎ十字固め。今度は左ひじに激痛が走りますが、まずいことにタップ(ギブアップ)ができない!!(右腕が動かないので)

しゅう青年「ぐぁぁ!!」

声にならない声を挙げ、足をばたつかせたところで、8・2分けが割って入り試合終了。結果は1本負けでした・・・。

8・2分け「早くタップしないと、腕折れるぞ!」

しゅう青年「すみません・・・。右腕痛めてたのでちょっと・・・。」

8・2分け「ん?おい、右腕それ抜けてるんと違うんか!?」

しゅう青年「みたいですね・・・。」

道場でアイシングの処置を受けて、そのまま病院へ行くことに。車で病院へ搬送してあげると申し出てくれたのですが、最寄駅までということで辞退し、電車で帰宅。自宅近くの病院に行くと、案の定脱臼の診断・・・。

結局、ぐずぐずなスパーリング(試合??)しかできなかったですが、途中であきらめずに最後までできたことが、当時のしゅう青年にとっての一番の収穫だったように思います。その時には情けないという気持ちしか湧き上がってこなかったのですが、今振返ると、あれがあったから、それからもいろいろな事を頑張れたように思います。あのとき、途中で逃げ出していたら・・・、逆に何事もなくあっさり勝っていたら・・・、今の自分はなかったようにも思います。ただのスパーリングでしたが、しゅう青年にとっては、大きな大きな体験だったように思います。

ちなみにそのエピソードにはオチがあって、実はその道場にはバイクで行ったのですが、次の日になるまでバイクで行ったことをすっかり忘れていたのです・・・。病院から帰り、痛み止めを飲んで寝て、目が覚めた翌日アパートから出て見てびっくり!

しゅう青年「!?!?」

しゅう青年(心の声)「バ、バイクがない!?」

しゅう青年(心の声)「盗まれた!?まさか鍵をつけっぱなしだったか?」

部屋に戻ると、鍵はちゃんとある。てか、家の鍵とバイクの鍵はくっついてたので、あるに決まってる。どうしようどうしようと考えること、数分・・・。

しゅう青年(心の声)「あ!あの道場にバイク忘れてきた・・・。」

ホッとしつつも、これから電話して何て言おうと思うと(怪我が治るまで保管をお願いしなければならないので)、惨敗した情けなさに、恥ずかしさが加わって、自分が本当に嫌になったのを覚えています・・・。



さて、その後のしゅう青年は、大学院に行く傍ら、総合格闘技や空手を学びます。しかし、なんというか、身体弱いんでしょうねえ・・・。頚椎を痛めたり、足を痛めたり・・・。今は仕事も遅くなり道場にはほとんど通えなくなりました。おそらくあの頃より体力も技術も落ちているでしょう。それでも“強く”なることをあきらめない自分がいます。

あれから、ちょっとは強くなったのかな?としばらくサボってた股割りをしながら、ふと物思いに耽ってみたりするしゅう青年の今日この頃です。



「私の専門は」シリーズはこれにて終了いたします。
長らくご愛読ありがとうございましたm(_ _)m 多謝。


こいつ痛い奴やなあって思った人も思わなかった人もクリック!
スポンサーサイト





│posted at 23:20:29│ コメント 0件
≫コメント 
≫コメントを書く







 削除や編集のときに必要です。
管理者にだけ表示を許可します。
千客万来





人気Blogランキング
参加しています。1日1回
クリックしていただけると、
大変ありがたいです。







成分分析



 
宿泊ならこれが便利

















 
交通機関はOK?



 
最新記事とコメント

最近のコメント

 
本と言えばやっぱり

 
最近のトラックバック

 
ページランキング

 
ブロとも申請フォーム
アクセス解析 アクセスランキング

ランキングブログ医療介護
BBS7.COM
MENURNDNEXT
Back
Next
Random
List
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。